ドールでポートレート撮影のライティングを比較

ドール撮影の腕を磨くに当たって「ライティング」、「構図」、「ポーズ」、「背景」が重要だと思います。

今回は顔に焦点を当てて「ライティング」の実験をします。

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実験の経緯

僕の撮るドール写真はなんか微妙に見えてします。いわゆる「うちのこかわいいのに写真じゃダメ」状態です。

どうしてかな~? と考えたのですが、どうも顔に影が出てしまい現像で目立たなく誤魔化すことが多いのが原因かな? と思いました。

それで他の方のドール写真を見てみると、影をかなり飛ばしてる写真が結構多くて、しかもかわいい!

そんでもって、ストロボ配置を確認できるサイトも参考に見てみると、女性を綺麗に写してる写真(ビューティーフォト?)は上下のクラムシェル配置ばっかりということに気づきました。

僕はネットで見かけた「斜め上からの光が基本」的なな言葉を鵜呑みにしすぎてかも……。よく考えたら女性には向かない「レンブラントライティング」なんですよね。

ということで、あまり撮らなかった前からのライティングを試してみることにしました。

注意点

基本、レンズ歪み補正以外はいじってない「ほぼ撮って出し」状態です。

2つのストロボにトランスルーセント(透過)アンブレラかディフューザーを付けて撮影します。

アンブレラもディフューザーも1つずつしか持ってないので、ちょっとチグハグな影になるかもしれません。

そして、部屋が狭いのでライティングを変える度に撮影場所やアングルが変わっています。背景が汚いのも気にしないで!

とまあ、結構適当なので参考程度にしてくださいね。

画像クリックorタップで少し大きな画像を見ることができます。

上下クラムシェル

ググって出てきた外国人の画像によると、

すごく美しいセットアップ。モデルの顔、上中央前面にライトを配置し、下中央前面にも1つ配置したライティング。

らしいです。

下を強くするとお化けライティングになっちゃうので上を強めにするのがコツみたい。

で、とりあえず撮ってみました。

ドールライティング実験写真。上下のクラムシェルで撮影

上からアンブレラ光量1/4、下からディフューザー1/32+0.7で撮影しています。ストロボの種類も違うのでこの数字はあんまり意味ないかもですが!

たしかに顔は綺麗ですね。髪も天使の輪がすごい綺麗に出ています。

ただ、やっぱりのっぺり感がありますね。首の横から見える後ろ髪が見えすぎるのがちょっと気持ち悪い。

上下のストロボの間から撮影しないといけないので、配置が難しい。

そのせいか、背景の影が右よりになってるような。

ちょっと光量を上げてみた写真も。

ドールライティング実験写真。光量を上げた上下のクラムシェルで撮影

上1/2、下1/16

まさに美白写真って感じになりますね。

左右クラムシェル

某画像によるとこれは Flat Light って名前らしい。そして、

2つのライト両方を同じ距離、角度、光量で左右両側に頭の位置に配置し、影が出ないことを確認する。

らしい。

ドールライティング実験写真。左右のクラムシェルで撮影
膝の上のはスカート履いてないのを隠すために置いてます。気にしないでね

右からアンブレラ1/8、左からディフューザー1/4

左右の光量調節が難しいので完全に左右対称にするのは諦めました。

顔の影を基準にしたら、背景とかの落ち影がすごく偏ってますね。逆に自然な感じでいい……のかな?

これも光量アップ

ドールライティング実験写真。光量を上げた左右のクラムシェルで撮影

右1/4、左1/2

ここまでくると顔とかは上下クラムシェルと変わんない感じだね。

後ろ髪部分がちゃんと影になってるからこっちの方が好み。

ストロボの配置も、左右にスペースさえあればこっちの方がやりやすいです。

ただ、光源の種類が違うせいで、左右のチャッチライト(目のハイライト)の形が違いますね。

ドールライティング実験写真。光量を調節しループ気味になった左右のクラムシェルで撮影

右1/4、左1/4

背景の影を消そうとしたけど難しく、左右均等にうっすら見える形に。

これはもう、後述するループライティングのような気がするけど、まあ、安定してますね。

ループ

このセッティングはレンブラントに似てるけど、ライトが当たてる反対側の頬に閉じた三角ではなく、鼻から口の端に向かう輪っかが出る。

らしい。

ドールライティング実験写真。ループライティングで撮影

右からアンブレラ1/8

左右クラムシェルに合わせたらやけに暗くなっちゃった。

やっぱり1灯だとコントラストが強くなりますね。あと、反対側の目にチャッチライトが入らない。

反対から少し照らすと

右1/8、左1/32

影が薄くなるとともに(わかりにくいけど)右目にチャッチライトができましたね。

ドールライティング実験写真。ループライティングにレフ板で撮影

右1/8、左レフ板

こっちはレフ板を使った写真。チャッチライトが入らないのが難点かな。

バタフライ&レフ板

「バタフライ」は

モデルの顔、上中央前面に1つのライトを配置する。そうすると鼻の下に影ができます、その影が上唇に掛からないよに注意しましょう。

で、モデルの正面下にレフ版を配置するものが「1灯クラムシェル」として紹介されています。

ドールライティング実験写真。バタフライにレフ板で類似クラムシェル

上からアンブレラ1/4、下からレフ板

ドールライティング実験写真。光量を上げたバタフライにレフ板で類似クラムシェル

1/2に光量アップ

光量上げたら髪から落ちる影も目立たないし、チャッチライトが控えめなのも左右対称だから気にならない。

そして、1灯で出来るのが大きいですね。

おまけ

説明は省略!

スプリット

ドールライティング実験写真。スプリットで撮影

光量忘れた、左からレフ板

さすがに90度からの影は特殊な場合でないと難しいか。

逆光

ドールライティング実験写真。逆光で撮影

前からレフ板も使ったんだっけかな。

半逆光

ドールライティング実験写真。半逆光で撮影

後ろから1/8+0.7 前面右から1/16

順光

ドールライティング実験写真。順光で撮影

正面からデュフェーザーを付けて発光

背景にデュフェーザーの形が出ちゃってますね。

まとめ

正面系も悪くないけど、個人的にはループ&反対正面から好みかな。設置もしやすいし。

 

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